<施設型給付を受ける幼稚園の意味合い>

 平成24年8月に子ども子育て新制度に関わる法律が制定され、平成27年度4月から施行させることなっています。この新制度に沿って泉幼稚園は施設型給付を受ける幼稚園に移行する準備を進めています。教育方針や内容については全く変わりません。大きな変化は、幼児教育に関わる助成金の流れが変わることです。
 平成27年度以降保育料は、各家庭の所得割課税額によって市町村によって確定されています。泉幼稚園への入園を確定され時点から、お住まいの市町村と保育料の確定の手続きが始まります。過去各家庭に提供されてきた埼玉県就園奨励費や就園費補助金はなくなり、所得割課税額によって月々の保育料が減額される方式をとります。幼稚園設置者に支払われていた私学助成金は、公定価格という園児一人あたりの費用を政府が確定し、それに沿って助成金が月ごとに支払われます。保育園の保育料の確定と助成金の支出の仕方と似ています。この公定価格には、入園金や施設資金等が含まれるシステムを取るので、平成27年度以降の新入園時には、入園料や施設資金を支払う必要がなくなりました。

<保育料の概算>
 下記の表を参考にして、ご自身がどの階層になるかをまずご判断下さい。毎年志木市の12月の市議会で、次年度の予算が確定し、利用者負担額が最終的にきまります。
  
 階層区分  推定収入  利用者負担
 生活保護世帯             0円
 市町村 非課税世帯
(市町村民税所得割課税世帯含む
 〜270万円     9,100円 
 市町村民税
所得割課税額 77,100円以下
270〜360万円      16,100円
市町村民税
所得割課税額 211,200円以下
 360〜680万円      20,500円
 市町村民税
所得割課税額 211,200円以上
 680万円以上      25,700円

※年少(3歳)〜小学3年生(8歳)までの範囲で、最年長のお子さんから順に2番目は上記の半額、3番目は0円 となります。
※年収が同じでも家族構成によって市町村課税額が変わりますので、現在の所得割課税額を各自でご確認下さり保育料の概算を得て下さい。泉幼稚園は他の近隣の幼稚園に比べると保育料をとても安く据え置いていましたので、所得割課税額が211,201円以上の方は、今までよりも保育料が高くなります。これらの方々には、何らかの経過処置が行政から行われると聞いています。しかし、確定したことをお伝えできる段階に至っていません。情報を得しだいお伝えいたします。特にこの高額階層区分に入るご家庭の方は、園長までその旨を伝えて下さると幸いです。
※上記の額は、政府が決めた利用者負担の上限額です。各市町村の経済力や行政方針によって、利用者負担額の減額が望まれます。しかし、新制度の施行のため現在諸課題が山積していて、当初の予定よりも遅れ、利用者負担額の最終確定は、年度末までずれ込む可能性が大きくなっているようです。このホームページ上では、今年の「12月頃の市議会等で次年度予算が確定するときに議されるようです」と記しましたが、情報をご訂正下さるようお願いいたします。

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子ども子育て新法に伴う施設型給付を受ける幼稚園とは

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